カット ~ 基本に忠実な丁寧なカット技術 ~
1.カウンセリング
事前に記入していただいたカウンセリングシートの情報を把握してカウンセリングに入ります。お客様のお好みやご要望を伺い、ヘアカタログなどを見ながらカウンセリングを進めます。
見極めポイント!
お客様主体ではなく、美容師本意のカウンセリングはお客様の本当のご要望やお好みがなかなか伝わりづらい事が多いです。カウンセリングが十分ではないと「こんなスタイルにするはずじゃなかった」となる可能性が高まります。
2.シャンプー
髪に優しいシャンプー剤を使い、丁寧にシャンプーしていきます。シャンプー中にリラックスいただけるよう、心地のいい強さやテンポでシャンプーをご提供致します
見極めポイント!
カットの基本は一度シャンプーをして髪の毛をリセットした状態から行う、「ウエットカット」です。シャンプーをして一度髪のクセやハネや皮脂などを取り除いた状態でカットをしなければ、正しいカットはできません。
3.毛髪診断
髪質や頭皮の状態を見させていただきしっかり毛髪診断をします。お客様の骨格、髪質、毛流、くせの状態、ダメージ状態に合わせてカットをご提供します。
見極めポイント!
頭皮の状態や髪の状態をしっかり観察する毛髪診断をしないでカットすると、まとまらない、はねる、パサつくなど髪のお悩みが増えてしまいます。ダメージがさらに悪化する場合があります。
4.ブロッキング
お客様のご希望のスタイルに合わせて正しくブロッキングしていきます。基本に忠実なベースカットをする為に的確なブロッキッングをする事が持ちのいいカットに繋がります。
見極めポイント!
正しいブロッキングでカットをしないと、長さが違うボリュームの位置が違う原因になり、まとまりの悪い雑なお仕上がりになります。またヘアスタイルの持ちが悪くなります。
5.ベースカット
美容師のカット中の動作に注意し、正しいフォームでカットします。お客様の頭が動かないようにコーミングし、頭皮と髪に負担がかからないようにスライスをとります。
見極めポイント!
スタイリングしやすいヘアスタイルの決めての7割はベースカットです。正しいフォームでカットをしないと正しいカットラインになりません。その事が持ち悪さやスタイリングのしにくさに繋がります。正しくコーミングしないと頭皮と髪を痛める可能性があります。
6.セニングカット
ベースカットで作ったカットラインに合わせて的確なセニングカットをします。カットする事でダメージにならないように正しくすき鋏を使って毛量調節をしていきます。
見極めポイント!
カットラインとお客様の毛量お好みに合わせてすいていかないとハネやドライヘアの原因になります。またセニング(すき鋏)の入れる角度や抜きかたで髪を痛める事があります。
7.ドライ
ドライヤーの熱がお客様の負担にならないように注意します。お客様の頭が動かないとように優しいタッチで、髪の流れに合わせて乾かします。
見極めポイント!
正しい位置や角度でドライヤーをあてないと熱により頭皮や髪を痛める可能性が高まります。手荒く乾かすと不快感があり、快適にお過ごしいただけない可能性が高まります。
8.ドライカット
家でのスタイリングがしやすくなるように、乾かした時に出てくるクセや重さに合わせてドライカットしていきます。丁寧なドライカットが家でのスタイリングのしやすさに繋がっていきます。
見極めポイント!
乾かした時のクセ、重さ、長さをしっかり見ずにカットすると、家でのスタイリングのやりづらさに繋がります。またドライカットを手荒くすると枝毛や切れ毛の原因となりダメージしてしまいます。
9.スタイリング
カウンセリングで決めたヘアスタイルを再現します。仕上げはつややかに手触りよく仕上げていきます。プロの美容師が仕上げる美容室ならではのセットを提供致します。
見極めポイント!
プロの美容師として美容室ならではのセットをご提供する事は当然のことです。また適当なスタイリングはお家でのスタイリングの参考にならずお客様が困ってしまう可能性があります。
10.アフターカウンセリング
カット終了後に「カットのポイント」と「スタイリング」のポイントをお話しします。次回のメニューと時期の提案と普段のお手入れ方法などについてアドバイス致します。
見極めポイント!
カットのポイントやスタイリングのポイントをお伝えしない事は美容師がお客様の家でのスタイリングに責任を持っていない事になり、」お客様自身がどうやって家でスタイリングを指定か分からなくなってしまします。
お仕上がり
お客様のご希望のスタイルを再現し、セットのしやすい持ちのいいスタイルをご提供致します。