縮毛矯正・ストレートパーマ

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【縮毛矯正とストレートパーマの歴史】

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1970年代、コールドパーマ剤に小麦粉を混ぜてパーマ落としに使用したことに始まります。アクリルのパネルに毛流れを整えるように毛髪を張り付けるパネル技法、熱風でブローすることでストレートにする技法、コームやすトレーナーを用いて毛髪を伸ばすコーミング技法等を経て、現在は高温アイロンの熱を毛髪に作用させる技法が主流となっています。2000年代後半にストレートパーマとウエーブパーマを組み合わせたスタイルがブームに、2010年代には毛先がツンツンではなく丸みの付いたストレートが主流となり、ボリュームのほしい人はブローで作るストレート、しっかりクセを伸ばしたい人は高温アイロンで作るストレートと、クセの状態やデザインに合わせて選択肢が増えています。

【縮毛矯正とストレートパーマはどんな場合に行うか】

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ストレートパーマ、祝妙矯正が必要な方は、くせが強く、思い通りになりにくい、髪がうねる、広がってしまいまとまらない、広がるなどのお悩みの方。クセはそんなに強くないが広がってまとまらない、はねてしまう、普段のスタイリングがうまくできないなどのお悩みをお持ちの方にもオススメです。またパーマをかけた後、スタイルチェンジをしたい、パーマを落としたい方にも適しています。

【髪の構造 縮毛の構造】

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毛球が「いびつ」「ひずみ」「小さい」等、毛髪が角化する部分が楕円状になっていることで、毛髪断面が楕円形やひずんだ形になり、クセ毛になります。

またクセ毛とは異なりますが、加齢やダメージにより、くせが出てきたり、強くなることがあります。

①毛穴のゆがみ
毛穴のゆがみにより、直毛は円形なのに対しクセ毛の髪は楕円形になる事があります。

また毛根がゆがんでいると髪が生えてくる時にウネリのある髪となります。このゆがみの度合いによりウネリの強さも変わってきます。

②コルテックスの乱れ
髪は表面から順にキューティクル・コルテックス・メジュラの3つの層で構成されています。

2番目の層「コルテックス」には、水分を吸収しやすいタンパク質からなる

2種類のコルテックスがあります。
この2つのバランスが乱れてしまうと、髪が乾くとクセ毛が出る、 または髪が濡れるとクセが出てしまいます。

【縮毛矯正とストレートパーマの仕組み】

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髪は「ケラチン」というたんぱく質が主な成分となっています。このケラチンは18種類ものアミノ酸が、複数の結合法則に従って結びつく事で出来ています。縮毛矯正ではこの複数ある結合法則のうちの1つ「シスチン結合(-S-S-結合)」と呼ばれる結合に対して働きかけます。

このシスチン結合は、複数ある結合法則の中でも強い分類に入る結合で、ケラチンの中でも最も多く含まれているシスチンと呼ばれるアミノ酸がつながっている結合です。

縮毛矯正はまず、このシスチン結合(-S-S-)を1剤に含まれている還元剤を使用して切断(-SH HS-)します。そしてシスチン結合が切断している髪にアイロンを使い、直毛になるように形成してから、2剤を使用してシスチン結合を再結合させる事で、髪が直毛の状態で維持出来るようになるしくみになっています。

【縮毛矯正とストレートパーマの薬剤の種類】

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①チオ系 一般的な還元剤で主に健康毛に使用します。ほとんどがアルカリ性だが酸性のチオもあります。
②システアミン チオより分子が細かく毛髪内部まで深く浸透します。健康毛~ダメージ毛まで対応でき手触りが良い。
③スピエラ 酸性領域でかけられる新しいタイプの還元剤、主にダメージ毛などに使用します。
④GMT 酸性領域でかけられます。親水性と親油性の両方に対応します。

【縮毛矯正とストレートパーマのダメージとケア方法】

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縮毛矯正はかける過程で強い薬品を使い、高熱での処理を行うため、髪のダメージは避けられません。縮毛矯正をかけて約2日間をかけて髪の形が固定されますので、この間はシャンプーは避けるようにしましょう。その後、トリートメントは毛髪内部に栄養補給するタイプのものを選んで使用することをお勧めします。また、髪を束ねたり、帽子をかぶったりすると、そのあとが残ることがあるので、かけて2日間は特に注意することが、綺麗なストレートの状態を長持ちさせることにつながります。普段のお手入れとしては、自然乾燥はせずに、ドライヤーで乾かし、シャンプーやコンディショナーもくせ毛用のものを使うとなお良いです。

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